スヌーピーは心の友〜不妊治療、妊活、妊娠出産について語る〜

妊活、不妊治療の記録をマイペースに綴る自己満足日記

人の気持ちを推し量る大切さ

人の状況を知らないって怖いなーと、不妊治療を始めてからつくづく思うようになりました。

何気なく声をかけられる言葉、相手は何も悪気はないのだろうけれど、その言葉で相手が傷ついているかもしれないって思うと、何にしても軽はずみに話したりすることは控えようと思いました。

不妊治療を始めてからよくある会話に私も地味に精神を傷つけられてきました。以前不妊治療あるあるでも散々愚痴を書きまくりましたが、 子供作らないの?とか妊娠したんじゃない?とか、いつか出来るよ、とか子供はいいよ〜とか。

言った人は軽いノリで話をしただけかもですが、子供欲しくて治療に励んでいる人にとってはどれも深く傷つくと思います。また、逆に子供を望んでない方からしても、毎度そんなことを言われて対応するのも疲れると思いますし。

正直不妊治療に限った話ではなく、どんな男の子(女の子)がタイプなん?とか彼氏(彼女)いないの?とか結婚いつするの?とか。たくさん耳にする会話ですが、、

仮に相手が同性愛の方だったらきっと答えに困ると思いますし、はぐらかしたりして心の中でモヤモヤして苦痛を感じたりする方も多いと思います。

こっちから私こうなんですって言ってしまったらどうってことない話だと思うんですけど、こういう話ってなんだか話しづらいとか相手にどう思われるだろうとか思いがちな話だと思うんです。

そう当事者が感じてしまうような世の中の空気、環境ってよくないですよね。私は結構腹を決めたら言ってしまうタイプだと思うんですけど(笑) そして、結婚したら子供がいて普通とか、男性なら女性、女性なら男性を好きになるのが当たり前とか、話す方も自然とこの前提で軽く話してしまうのがよろしくない。もし、話している相手がこういう状況なら傷つくかもしれないし、大丈夫かなー、って立ち止まる時間を作ってほしい。

でもこういうことって、いざ自分がその立場にならないと気持ちを推し量ることって難しいんですよね。私もきっと不妊治療していなかったらこんなに深くこんなことを考えることも無かったのかなーって思います。 ある意味不妊治療をしたことでこういうことを思いやれる人間になりたいって思えたことは自分にとって大きな成長だったので、良かった面もあるのかもしれません。

ずっと優しい気持ちを忘れずにいたいものです。