精神崩壊と少しの転機その②
厚生課で醜態を晒してから、数日後、課長が見計らって厚生課の保健師さんから話聞いたよ、いつでも話聞くけど、いつがいいかな?って声をかけてくださいました。
私は早めに話してスッキリしたかったのでその流れでそのまま課長に話をすることにしました。
当時の課長は女性でよく気持ちもわかってくださいました。そんなにしんどかったんやったらもっと早く話聞いてあげたらよかったな、ごめんな〜って声をかけてくださって。いやいや、話をしなかったのは私の方なのです。 これからは事情もわかったし、仕事で支障あることあれば何でも言ってくれたらいい、むしろ1ヶ月くらいゆっくり休んだら〜とか言ってくださいました。 課長にも1時間半くらい喋ってしまいまして、、課長の前でも少し泣いてしまいましたが、課長としては、保健師さんからめっちゃ大変やったでって聞いてたからこんなに冷静に話できると思ってなかったけど、いろいろ聞けて良かったわって笑われました(笑)困ってる時はお互い様だから気にしなくていいよーって。これからもしんどい時はいつでも厚生課行ってもかまへんし、無理せんように。と。
いい課長に恵まれました。
ついでに、直属の上司にも、以前は簡単にしか伝えてなかったので、きちんと今の状況を改めて伝えました。こちらは男性の上司だったのですが、これまた親身になって聞いてくれ、どんな治療なの?とか、それってどんな感じで痛いの?とか、仕事ではどんな面が不安?とか積極的に向き合ってくださいました。治療は大変だろうけど、僕には何もそこは手伝いできないけど、仕事ならフォローできるから、仕事のことは何でも言ってくれたらえぇでって言ってくださり、温かい言葉にまた泣いてしまいました。面談室で話してたのですが、直属の上司も、ゆっくり落ち着いてから戻ったらいいよって言って先に帰られました。
本当に周りに恵まれてるな、と思って、有り難さで涙が止まらなくて。
当時一緒の仕事をしていたパートナーの職員さんにもいつもいつも何かあったら言って、無理したらいけないよって声をかけ続けてもらって。。 人に話すのって気が楽になりますよね。
少なくとも、職場の上司に伝えられたことでだいぶ気分が楽になりました。ここで少しずつ落ち着きを取り戻して立ち直り始めたのでした。 第2次精神崩壊を脱しました。
2回目の採卵に向けてに続く。