スヌーピーは心の友〜不妊治療、妊活、妊娠出産について語る〜

妊活、不妊治療の記録をマイペースに綴る自己満足日記

出産しました その⑥

10月23日 午後6時半過ぎ

先生が吸引分娩準備のため、陣痛の合間に会陰切開などの処置を行い、、切開する前に局所麻酔の注射を本当の局所に刺されて地味にちくっと痛かったです(笑)でも、切開された感覚は全くなく。そのための麻酔ですが(笑)

次の陣痛の波が来まして、「来ましたっ」というと、助産師さんに「いきんでーっ」と言われ、うーんといきむと吸引の機械を先生が見えた赤ちゃんの頭に素早く取り付けるのですが、なんだか無理やり出口広げられて取り付けられて、大変激痛で、痛いーっ!って叫んだと思います(笑)そらある程度の幅のある吸引部を膣の中にある赤ちゃんの頭に取り付けないといけないんだから痛いよなーと思いつつ…。。

先生より、これで機械はついたんでね、次がいよいよ本番ですよ、と言われ、次の陣痛の波を待ちました。そして、次の波が来た時、また「来ましたっ」というと、いきんでーとまた言われるのですが、それと同時に先生がすんごい力でお腹をグッグッと押してくるんで、苦しすぎていきみどこでない、もうパニックです(笑)何がもうどうなってるのか、お腹も苦しいし、股から明らかに何かすごい力で引き抜かれていく感覚が…

いきみ終わって息を整えていると、もう赤ちゃんの頭でたよって先生が言っています。確かに股になにか挟まってる感覚があります。

そして、次の陣痛がきていきむと、同じように先生がお腹をグッグッと押して、また股からすごい力で引き抜かれ、、先生が「もう肩まで出たからね、短息呼吸」と言われ、周りの助産師さんも一緒に「ハッハッハッハッ」と呼吸してくれ、それに合わせて短息呼吸していると、ヌルンと、全部出たー、、終わったー、、みたいな感覚に包まれました。 同時に、赤ちゃんの泣き声もすぐ聞こえまして、産まれたよー、言われて安堵しました…。。長かった…。

実に、23日の午後19時7分になっていました。 

この間も主人はずっと隣で応援してくれ、手を握ったり声をかけたり、励ましたりしてくれていました。 コロナでいつ立会が無理になるかと不安でしたが、一人だったらここまで耐えられなかった気がしなくて、立ち会ってくれた主人の存在を本当にありがたいと思いました。 そのあと、産まれたての赤ちゃんを一回胸の上に乗せてもらい、主人と3人で記念写真も撮ってもらいました。

赤ちゃんの状態や身長、体重を確認するため一度引き上げられて、主人はそこに立会い、一足先に赤ちゃんを抱かせてもらったりしてて、羨ましいなーとぼんやり思いながら、私は分娩台の上で先生にまたお腹を押されながら子宮から血や胎盤を出す処置を受けていました。出血量は480mlということで、やや多めだけど大丈夫ですよ、とのことでした。 それから、、妊娠中から地味に怖く思っていた会陰切開後の縫合の時間になり、、やはりいい気はしませんでした(笑)ずっとチクチク縫われて糸引っ張られて。自分で思っているより縫合時間長くて、そんな縫うとこある?とか思いつつ、どれくらい痛みが続くのか先生に尋ねると、一週間くらいで表面の糸は溶けていき、、2週間検診で来てもらった人はだいたい痛みは癒えてきたと言ってる人が多いですよ、と言われました。

後処置が終わり、再び主人と赤ちゃんが部屋に戻ってきて、、夕食も運ばれてきて、しばらくゆっくりね、と新たな家族と共に水入らずなひと時をしばし過ごしました。主人も30数時間寝ずに付き合って体力的に疲れてる感じでした(笑) コロナの影響で立会者も分娩後滞在2時間まで、ということであっという間に時間が過ぎていき、21時を回ったところで主人は帰宅。お互いを労い合いました。 私は分娩後4時間は安静ということで、隣で横になっている赤ちゃんを眺めながらあと2時間、ようやく家族などに自分で連絡など入れながら過ごしました。